診療案内|吉松歯科医院

ティースバンク(歯の銀行)について

主に親知らずの抜歯や矯正の際の抜歯したものをティースバンクに預け冷凍保存し、数年〜数十年後、必要になった時に保存していたものを移植します。抜歯した歯は広島大学のベンチャー企業であるスリーブラケッツ社で特殊な冷凍法で保存します

現在、全国で203件九州で4件(福岡県で当院含めて2件)の協力医院があります。
スリーブラケッツ社

他人への歯牙移植は薬事法違反になるため、行うことができません。
また乳歯は根が短く、また根が吸収していることが多いため、冷凍保存することはできません。
インプラントと同様に術後の管理をしっかりしないと移植歯も良くない結果となります。
転勤、引っ越し等の際でもお近くの協力医院にて移植処置を受ける事ができます。

歯の移植とインプラントの違いについて

歯の移植の場合、根の周りに歯根膜があるのに対しインプラントはそれがありません。
歯根膜には、咬んだ刺激を脳に伝える働きがあります。しかし顎の状態や患者様の年齢を考慮して適応症が広いのはインプラントになります。

治療の流れ

冷凍保存の方法

術前にいくつかの感染症がないかを調べるため、採血を行ってもらいます。
術前にそれらの感染症があった場合、後日移植の際に感染症が再発する可能性があるため、先に感染症の治療をして頂きます。
特殊な検査の為、結果に2〜3週間かかります。採血は当院で行うか最寄りの病院で行ってもらいます。

ページ最上部へ